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甘い猛毒―髙橋海人が歌う『Remedy』

※降りません。

※疑われそうなので最初に書きました。

 

初見で目が離せなくなった。歌声が耳から入ってきてそのまま心臓を掴まれた。2017年2月8日のザ少年倶楽部で放送された、髙橋海人くんの『Remedy』が素晴らしかったという話がしたい。もうとにかく髙橋海人くんのことを長文で褒め称えないと気が済まない。

 

だいたいこういう話をします。

 

選曲

NEWSの増田貴久くんのソロ曲であるこの楽曲については知っていたし、ライブ映像を見たこともあった。まるで別物のようだ。増田くんは彼自身の持つ雰囲気も影響して、力強くガシガシと内側から熱を放つようなパフォーマンスだったのに対して、髙橋海人くんが歌うこの曲は低温だ。冷えているように見えて、彼の内側には電流が渦巻いていて、近づいたら感電しそうなビリビリとした空気感がある。

歌詞の世界観は彼が歌うにしては大人っぽい気もするけど、独特な雰囲気が彼に似合っているし、背伸びをしている感じは全くしない。彼自身のキャラクターも相まって、本当に「痛いほど癒しを与えて」くれそう。魅力が存分に引き出される絶妙な選曲。そもそもRemedyってどういう意味だよ。調べた。

名詞
1 治療,療法 〔for,against〕.
2 矯正法,救済(策) 〔for,against〕.

動詞
1 〈…を〉救済する; 矯正する,改善する.
2 〈病気・傷などを〉治療する,治す 《★【類語】 ⇒heal》.
(研究社 新英和中辞典より)

すごい…「髙橋海人くんは実はこういう特殊能力を持ってます」って言われたら信じる…。

 

歌い方

「話し声が高い」というイメージしかなく、ちゃんと歌声を聞いたのはほとんど初めてだったけど、力強くて驚いた。時々切なさを含ませつつ、楽曲そのものの強そうな音に合う、芯のある歌い方。こんなに色っぽい歌い方ができる人だとは思わなくて、そのギャップがまた癖になる。「甘いVirus」の言い方がすごく好き。

 

踊り方とカメラアピール

高校2年生にしてこんなにも自信に満ち溢れたパフォーマンスをするアイドルは初めて見たかもしれない。

入所前にダンスをやっていた子とやっていなかった子の違いは、「自分がどう動いたら、どういうふうに見えるか」が感覚的に分かるところだと思う。自分の身体を動かすときの感覚と、人から見たときにそれがどういう動きに見えるかが、きちんと一致している。それを身につけるには練習時間とステージ経験が必要だから、入所前に既にそれが身についているのは大きなアドバンテージだ。

それに加えて彼が持っているのは、「自分がどう動いたら、かっこよく見えるか」というセンス的な部分。技術的にダンスをうまく踊れる人はジャニーズJr.内にたくさんいるし、彼よりダンスがうまい人も少なくない。でも彼は、自分がどう動いたらかっこよく見えて、どう動いたらかっこ悪く見えるかを知っている。ちょっとした手の角度が、顎の向きが、目線の動きがきちんと計算されている。それは「技術的な上手さ」が必要とされるダンサーではなく、「見る人を惹きつける能力」が必要とされるアイドルとして、一番持つべきものなんじゃないかとすら思う。

こめかみに指を当ててツンッと離すときの、瞼の伏せ方が好きだ。彼は振り付けを完全に自分のものにしていて、音を纏うように踊る。音が彼の身体に吸い付いていくように見える。

 

顔がいい。ここまでパフォーマンスや楽曲の話をしておいて結局それかよって感じだけど顔がいい。とにかく顔がいい。知ってた。髙橋海人くんの顔がいいことなんて入所したころから知ってた。かわいい顔してるなってずっと思ってた。でも改めて見て、やっぱり顔がいい。下からの照明に照らされて眼球の下の方が白っぽく光るのとか、時折きゅっと口角が上がるのとか、造形美としか言いようがない。語彙とかない。その顔に生まれてきてくれてありがとう。

 

[https://twitter.com/m___ist/status/829717334331764736:embed#もし今このタイミングでジャニヲタになった新規だったら間違いなく高橋海人担になってた